③ 勤勉であれ。時間戦略で実行力を高め、休日に戦略を構築せよ。
勤勉であれ。
「怠けることなく、真剣に仕事に励んでいるのか。」
どのような会社であれ、
どのような仕事であれ、
仕事を怠けながら、発展する会社はないのです。
「勤勉」とは、仕事や勉強に一所懸命に励むこと。
勤労の「勤」と勉強の「勉」。
いずれも「つとめる」と読みます。
経営者である以上、
怠けることなく、日々の仕事に励むことは重要です。
しかし、人は怠惰に流されやすいもの。
怠惰な己を克服し、
仕事に集中して励むために「仕事術」が必要です。
私の場合は
以下「2万5千ドルのアイデア」を実践しています。
① 前日に明日行う6つの仕事を書き出し、優先順位を決める。
(大きな項目は、細分化し詳細に分ける)
② 優先順位に従い、1つ1つ順番に実行する。
(終わるまで他のことに手をつけない。終わったものは赤線を引く。)
さらに、下記のように改良し実践しています。
① Wordでメモし、6つに絞られることなく、リストをこなす。
② 終わったものは、別ファイルにコピーしてから行を消す。
仕事術は、
自分にあったものであれば、何でも良いのです。
あくまで大切なのは、
集中力を持続し、真剣に「勤勉」することです。
時間戦略で実行力を高め、休日に戦略を構築せよ。
「時間戦略」とは、
ランチェスター経営・竹田陽一先生が提唱する時間管理法。
小さな会社の経営者には、
「自分の時間」こそが、最大の経営資源。
これを如何に配分するかは、
戦略的な問題なのです。
働き方改革で、
社員の時間は制限されるばかりですが、
経営者だけは、
時間を制限されない働き方ができる。
「時間戦略」とは、
働く時間を長くして、仕事量を増やすこと。
竹田陽一先生曰く、
仕事の結果 = 仕事の質 × 仕事時間の二乗。
仕事時間には「二乗効果」が働くため、
人の2倍結果を出すには、√2倍=1.3倍の時間でよく。
人の3倍結果を出すには、√3倍=1.7倍の時間でよい。
普通の人が、週に40時間働くなら、
人の2倍結果を出すには、52時間働く。
人の3倍結果を出すには、68時間働く。
問題は、
長くした労働時間を何に使うか。
それは、
日常の仕事に追われ、できていないもの。
「重要だが、緊急でない」もの。
週に2日の休日があるなら、
① 平日は、通常の仕事量を増やすのに使い
② 休日の1日は、戦略を学び、構築することに使う。
残りの休日は、家族や自分のために使う。
野口会長曰く「人間、バランスが重要」。