月例会 2021年

八起会 9月例会(2021/9/18) 「危ない会社」

今月のテーマは「危ない会社」。ランチェスター経営・竹田陽一先生の最初の著書です。

竹田先生は、東京商工リサーチの出身。自らの足で倒産会社1600社を調べ、債権者会議に200回参加された「倒産の専門家」でもあり、「危ない会社の見分け方」のテーマで数百回もの講演をされています。

営業マンが取引先の倒産を見分けるための本ですが「連鎖倒産を防ぐ」意味でも価値ある本。

今回は、この本の概要をご紹介し、皆さまのご意見をお伺いしました。

 

 

 

八起会 8月例会(2021/8/21) 「暴力団との会食で倒産した会社」

会員であるKさんのフェイスブックへの投稿、「暴力団との会食で倒産した会社」が衝撃的であり、緊急にテーマを変えての例会を行いました。

最初に竹花から、①今月の倒産概況、②野口会長の講演抜粋に関して、解説させていただきました。(以下の動画です)

 

 

次に、テーマである「暴力団との会食で倒産した会社」をはじめ、暴力団や反社による倒産リスクを特集した3つのネット記事を解説させていただきました。

社長が暴力団と食事したツケ…「会社は倒産します」突然の失業
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/779181/

 

 

「医者は騙しやすい人種」コロナ禍にヤクザに乗っ取られた病院の末路
https://president.jp/articles/-/40417

 

 

暴力団が「コロナ不況の企業」を喰い荒らし始めた…警視庁“元マル暴刑事”が警告!
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77050

 

 

 

八起会 7月例会(2021/7/17) 「経営座談会、経営理念について」

「経営座談会」と称して、皆様に「経営理念について」をお聴きしました。

まず、竹花から①今月の倒産概況、②野口会長の講演抜粋に関して、解説させていただきました。(以下の動画です)

 

「経営理念」をネットで調べると次のようになります。

・経営に関する基本的な「考え方、価値観、思い、存在意義」
・経営者の哲学や信念に基づき、企業の根本となる活動方針を明文化したもの
・会社の目的や存在意義
・野口会長 「二代目に必要なのは、経営理念の継承」。
・一昔前は、「社訓、社是」のほうが多くあった。

上記説明の後、参加者の皆様にお話しいただきました。以下、概要です。

経営理念は、「いかに少ない人、時間、経費で、有効な成果をあげろ」。
40年前に仲人さんが送ってくれた言葉。会社は大きくすればいいというものではないと考えている。会社を大きくするとは、大きくすることでなく、成長すること。横に広がるのは、融資を受ければできる。

経営理念は、「社長が社員のために如何に働くか」。
中小企業の経営理念では、全社一丸が好きだが抽象的になっている。本来、社員との紐帯になる。社員のモチベーションを高めるべき。分かりやすい言葉で行こう。社員のヤル気が売上に直結する。

理念「言葉よりも、行動」「人間として誠実」。
仕事は認定事業再生士。縁もゆかりもない企業を改善する。言葉よりも、行動が10倍も雄弁に語る。何をいうかでなく、行動で確認している。行動は会社の継続に必要。

易しい仕事と難しい仕事があれば、難しい仕事をする。
自分の思っていることを一生懸命やれば分かってくれる人がいる。

理念「ハレの日に次世代に思いを届ける」
業務形態を一挙に変える。動画作成はコロナでなくった。何をやりたいのかを見つめなおす。
理念があるから、ブレない。「あれもこれもやりたがる」しかし、そうであってはいけない。

竹田先生「理念は難しい。無理に作ることはない。」
3年前の危機。教材に書いてあることを実行。経営としてやらなければいけないことが多すぎる。目的・目標を明確にしなければいけない。

 

八起会 6月例会(2021/6/19) 「経営座談会、借金について」

「経営座談会」と称して、皆様に「借金について」をお聴きしました。

まず、竹花から①今月の倒産概況、②野口会長の講演、③コロナ倒産連鎖に関して、解説させていただきました。(以下の動画です)

 

 

また、皆様に「借金」および、野口会長の講演、コロナ連鎖倒産に関して、自由にお話しいただきました。

以下、会員さんのお話の一部概要です。

中古自動車の販売をしているが、自動車関連が伸びていないとは思えない。トヨタは調子が良い。日産、三菱、マツダ、ダメ。ホンダはまあまあ。半導体がないために作れないので、コロナの影響でないかもしれない。

不動産仲介している。ウッドショックが大変。アメリカ、中国の建て替え需要で、材木が入ってこない。値段も上がっている。中小零細に、材料が入ってこない。早く決めないと、材料がなくなるので、顧客の決断が速い。完成物件が売れている。新築が少なくなっている。

ライター業で、借金はゼロ。コロナの影響は、コンテンツ配信の爆発。紙の同業他社は固定費が多い。利益を出すために人を増やしすぎて、売上減で首が回らない。借金の元は固定費でデジタル化に行けたか、行けなかったか。

弁理士。借金はゼロ。サラリーマン時代から、借金が嫌い。こずかいを毎月5000円で昼飯込みにして、住宅ローンを返した。兄がギャンブラーで、反面教師。9時に喫茶店、10時にパチンコ。4時から掛け麻雀。 賭け事の結果、会社の金を使い込み。東京で就職。16時間働く。ノイローゼに。 人は損すると取り戻したい。過去の成功体験を思い出す。成功しているから、大学の先生・研究者は失敗する。成功体験が基になって、失敗する。

コンサルタントで、1万人の経営者とあっている。借金は2つ。経済的な借金とミッションを達成したい借金。稼いだお金を、人の教育に注いできた。名誉は、あの世に持って帰れない。

産廃業。借金は、10年前の震災の時に、仙台事業所の再建をした。その時は、前の借金を返した途端に、借りねばならなくなった。景気対策で、アメリカ・中国はお金をばらまいている。利息がゼロに近ければ、借りたい。

不動産業。個人も会社も借金なし。縮小し、コンサルをはじめたときになくした。昔は一時期50億の時もあった。お金は、入ってくるより、出るほうが少なければ残る。分不相応なことをやっている人が多い。ビジネスの基本は、営業。綺麗ごとで儲かると思っている人が多い。

父が創業した会社(今は妹が経営)は借金多く、毎月返していくのが大変だった経験があるので、今は、銀行借入はしないと決めています。困った時に個人的に補填できる範囲のビジネスを考えています。

借金は自社に対する「投資」である。と、したいけれど、得てして「用途は運転」と云う事態になってしまう。

銀行借入れは出来ないので、日栄(ロプロ)、イッコーから借入れたことがある。商工ローンから借金したら倒産間違いなし、と言われているが、当社は現在でも存続。なぜならば、消費者金融から借りてロプロ、イッコーに完済したから。当社は存続しているのに、ロプロは会社更生と云う、なんたる皮肉。

 

八起会 5月例会(2021/5/15) 「経営座談会、私の失敗体験談」

「経営座談会」と称して、皆様に「私の失敗体験談」をお聴きしました。

まず、竹花から野口会長の講演より、以下の文に関して、解説させていただきました。

経営者の目的とは何か?
経営者の目的とは、会社を潰さないことですよ。

こういう勉強会をやっている目的は何なんだろうか。

どんな素晴らしい先生が来て、どんな話を聞いても、とどのつまりは企業を潰さない、人間を潰さない。潰さないことを学んでいるんじゃないでしょうか。

だとしたら、たまには「失敗の哲学」を学ぶべきです。
なぜかといえば、成功は過去のもの、失敗は未来につながります。

以下は、解説動画。5分程度です。

 

 

また、皆様からお聞きした「失敗談」は、以下の通りです。

大口の注文が来たが、前金を貰わなかった。現場に行ったら、机1つの事務所。
これは、注文詐欺だった。その後、初注文では半額をもらうようにした。

アマゾンの偽メールから、カードの詐欺に掛かる。職員さんの退職で混乱し、勘違いで支払ってしまった。カード番号を盗まれ、利用されてしまった。
また、マカフィー(ウィルスチェックソフト)でも詐欺に。自社の名前でウイルスメールが客先に行くようになった。NTTのメールを使うように変えた。ヤフーから「発信先」を気をつけるよう注意された。

旅行が好き。30年以上前、ミャンマーに。夜行列車が、止まるところで浮浪児がお菓子を売りに来る。ペットボトルを買ってみたら、泥水だった。翌日は下痢。
しかし、子供たちは生きるために熱心。それに感動した。騙されたのは、自分の至らなさ。むしろ、子供の商いに役に立てたことに感謝。

一気に主力社員が5名やめた。経営者の責任だと思う。リーダーシップがなく、人心が掌握できていなかった。しかし、ランチェスターで勉強していたので対応できた。人がいなくなり、経費が浮いた面もあった。

創業時、人が辞めてゆくという問題があった。日に3時間睡眠で2~3年頑張っていたので、「俺も頑張っている、お前も頑張れ」と。しかし、若い人には伝わらない。毎年、基本給を5%あげ、役員報酬は一番下にした。そのときから、辞めなくなった。

酒が大好き。酒の失敗、2階から落ちて2~3年、後遺症が残る。
コンサルで500社教えたが、紺野の白袴で、支援先には、自己資本を貯めろと言ったが、自分はしてなかった。結局、借金で30年間も苦しんだ。潰れないようにお金を貯めるべきであった。

創業時、20万円がないのがつらかった。しかし、その後はいくら謝金があっても、開き直れる。リスクヘッジを勉強し、相談が商売になった。若いころに、様々な人の潰れる話を聞いているので、マネしないことにした。

10年間好調が続き「このまま行ける」思った瞬間から悪くなった。気のゆるみが原因。夏休みと決めた日に打ち合わせを望まれたが断ったら、そのお客は競合に流れてしまった。その後は、8か月、休みなく働き、業績を回復できた。

動画メインで始めたが、失敗やしくじりだらけで未だに迷っている状況。
私の理念が通じない、動画をどうしたら作っていただけるか試行錯誤の連続。1%の人や会社には理解してもらえていると実感。経営は厳しいが、借金することなく、あくまでも理想を求めて倒産しないぎりぎりのところで低空飛行でも続けていくことに意義を感じる

1,300万円の、債権消滅に応じたこと。これが経営破綻の原因となった。名目は、過去3年分の納品済みの商品の、2~3割引きの査定通告。この失敗を、回避する術があったのかどうかは、今でも解らない。別の会社からも似たことをやられたことがあるので、弱みを見せたら業界的に、ありがちなのだろう。

 

八起会 4月例会(2021/4/17) 「会社を潰しても、自宅を残す方法」

「会社を潰しても、自宅を残す方法」を、Re助屋(リスケヤ)清水誠助さんに講演いただきました。

「抵当が住宅ローンだけであるなら、会社が潰れたとしても、自宅は残せます」。

不動産の仕事を30年に渡り続けて来られ、自らも会社を経営した来られた清水さんは、そのように語られました。「会社の倒産=自宅がなくなる」わけではないと。

様々な倒産相談が持ち込まれている清水さんがみた、潰れる企業の特徴とは・・・

① 税理士が悪い。資金繰り表さえ作っていない。なぜ、税理士がこれを指導しないのか。利益が上がっておらず、継続が難しいのはわかっているはずなのに何も言わない。それでいて月5~6万円の顧問料を取っている。商売の基本を教えてない。

② 原価の高い商売をしている。売上はどんどん上がるから、銀行もお金を貸しやすい。しかし、実体は利益が薄い商売をしている。利益よりも、売上を重視している。

③ 勘違いの自慢。創業50年「古いから凄い、偉い」と勘違いしている。大企業と取引している事や都市銀行の当座を持っている事を自慢する。

 

八起会 3月例会(2021/3/20) 「お店応援.jpで、閉店・廃業を支援」

八起会、長年の会員であられる河澄哲さんが、コロナ等で苦悩する飲食店の閉店や廃業を支援する「お店応援.jp」というHPを始められました。

以下は、そのHPに書かれている説明の一部です。

「先行きがまったく見えない」「家族に相談できない。とにかく誰かに話したい……」そんな悩みを抱えている方に向けて開設した、いちボランティアのサイトです。飲食店を上手に閉店させるお手伝いをします。そして、これから新しくお店を開こうという方の参考になる情報を提供します。

この「お店応援.jp」について、開設者である河澄さんご自身に語っていただきました。

 

 

八起会 2月例会(2021/2/20)

2月は、毎年恒例の野口会長のお墓参りに。こちらは、8名の方が参加。

2月18日が命日で、6回忌。丸5年が経ちました。

「時の流れは早いもの」そんなお話を集まった皆様と共有しました。

 

18時からは、オンライン・八起会。9名の方にご参会いただきました。

会長のお墓参りに合わせ、今回のテーマは「野口会長を語る!」でした。

野口会長のプロフィール、八起会のベースは「仏教」、野口会長の名言集の3点を語らせていただきました。

内容は、下記の動画をご覧ください。

 

 

八起会 1月例会(2021/1/16)

オンライン・八起会。8名の方にご参会いただきました。

八起会、今月のテーマは、「新年、明るく今年の展望を語りましょう」。

『倒産が中心テーマの八起会ですが、野口会長の時代から、毎年1月の例会は、その年の目標を作成したり、展望を話し合う「新年会」でした。

新年早々に緊急事態宣言が出され、外出もままならない事態に。こんな時だからこそ、明るく、新年の展望を語り合いましょう!』

ということで、参加された皆様に、昨年の状況と新年への抱負を語っていただきました。

以下、抜粋してお伝えします。

・仕事は、リフォーム・建築。今年は新築が増えた。都内の中で比較的安く建てられるエリアであり、かつ、リモートワークで需要が増えた。

・産廃業。コロナの影響はなく、毎年と同じ水準を維持。

・コンサルタント。社内研修やセミナーなど、3割下がった。ZOOMでのセミナーを展開中。

・タンカーの代理店。需要が増えており、好調。以前、倒産寸前の際に、野口会長に相談し、様々なグチを聞いてもらった。その際に徹底的な経費節減を指摘され、実行した結果、潰れずに今日まで事業を続けられている。

・税理士。コロナの影響は特にない。

・特許事務所。テレワークをしてみたが、うまくゆかなかった。売上は下がっているが、経費を使わなくなったので、利益は上がった(笑)。

※ 竹花による「倒産状況」のみの動画です。