大本佳典さんは、1965年生まれ。25歳の時にリース会社を退職、父親が経営する札幌のタクシー会社に入社。ドライバーを経て、人事労務・経理を担当の後、専務取締役・総務部長に就任。
しかし、この会社は入社して21年目、46才の時に倒産してしまう。
原因は、元経理担当上司の8億円にも及ぶ横領で、その事件後に経営に参加し、銀行借入の保証人になっていた大本さんは、1億6000万円もの負債を追ってしまい、マイホームも手放すことに。
再起をかけて、経営コンサルに転身するものの、顧客ゼロからの出発でした。
仕事がまったくなく、毎月、通帳残高が減っていく。
心の支えは「もう2度と失敗したくない、かならず成功してやる」という執念だけ。
そんな大本さんですが、ある勉強会に参加したことがキッカケになり、3年間で毎年100本超の講習会の注文を受け、「北海道で No.1 のセミナー講師ですよね」と商工会議所の経営指導員から言われるまでになられました。
大本さんの倒産経験と、再起の道のり。
加えて、セミナー講師として成功するための体験も語っていただけました。
経営者やコンサルタントの方など、多くの方に参考になるのではないかと思います。